絨毯を洗うときに使う「石鹸」と「洗剤」

絨毯をクリーニングに出す主な理由は「キレイにしたい」「染み付いた臭いを取りたい」。一方で今、SDGsが叫ばれているように「キレイになれば、臭いが取れれば環境は考えなくてもいい」という時代ではないと大成コーポレーションは考えます。クリーニング業者は、環境にも配慮しつつ、最大限に美しい絨毯を取り戻すようにしなければいけないと思います。クリーニング業で要となる洗浄剤は、環境を考えるうえでかなり重要な比重を占めます。

石鹸

石鹸とは「植物や動物由来の脂肪酸をアルカリと反応させて作られます。何のアルカリと反応させるかによって固形になったり液体になったりが変わるのです。絨毯だけでなく衣服などもそう。石鹸を使うと洗浄後は水分中のミネラルに反応して石鹸カスが生じ、絨毯などに付着します。この時クエン酸や酢酸を使うことで石鹸カスを除去でき、そのうえでキレイな水で濯(すす)ぎます。このとき、濯ぎ残しがあると、繊維の劣化や、触れると肌荒れを起こします(酸は植物繊維を劣化させ、アルカリはタンパク質を分解する性質を持っている)。そのため石鹸で洗浄後の中和と濯ぎはとても重要なのです。濯ぎをきっちりした石鹸洗いの仕上がりは、さっぱりして気持ちのいい仕上がりになります。

合成洗剤

石鹸の他に合成洗剤を使う場合もあります。洗剤メーカーはまず、石油や天然油脂から合成界面活性剤原料を作ります。それに硫酸化(スルホン化)や中和といった複雑な化学合成を経て、合成界面活性剤を生成。合成洗剤の特徴としては、石鹸よりさっぱり感は薄いものの、しっとりした仕上がりになります。ちなみに、合成洗剤には石油由来と植物油脂由来のものがあり、植物油脂由来の方が環境負荷は低いです。弊社では、環境への配慮から植物油脂由来を使っています。

石鹸と2つの合成洗剤の環境への影響(生分解性)

石鹸は分解されやすい

石鹸は洗浄力を失いやすい特徴があります。洗浄力がすぐに失われるということは、水質環境への負荷は低いと言えます。一般的に濯いだ水に含まれる石鹸は、14日で7割ほどが分解されます。

「植物油脂由来の」合成洗剤……分解されやすい

植物由来の合成洗剤は、石鹸と同等の分解性があります。メーカーによっては3日でほぼ分解されてしまうものもあります。

石油由来の合成洗剤……分解されづらい

石油由来の合成洗剤の生分解性は悪く、濯いだ水に含まれる洗剤の成分は、濯いでから14日経っても25%〜35%の生分解性。石鹸や植物油脂由来が約60~75%なので、その差は歴然です。

大成コーポレーションが使用する石鹸と洗剤 大成コーポレーションの取り組み

当社では主に大豆由来の粉石鹸を使っています。キッコーマン醤油の工場の醤油製造工程で出る大豆の廃材料(醤油と分離した油分)を発酵させたものと、カセイソーダを用いて作られています。商品名は「サンダー・レッド」(メーカー:本宮石鹸工業所)。名前の通り、雷が落ちたときのように驚きの洗浄力です。それに天然由来(ヤシ・なたね・大豆)の洗剤をブレンドすることで、絨毯への負担を減らしつつ高い洗浄力を発揮させています。

純粉せっけん 大豆由来 製造過程ではほとんどCO2を排出しない
100%ヤシ油・なたね油・大豆油由来の合成洗剤

絨毯の汚れ落ちが良くて、環境負荷も最大限にかけない。大成コーポレーションの絨毯メンテナンスクリーニングへのこだわりです。絨毯クリーニングも持続可能なサービスになります。クリーニングの見学も可能ですので、ぜひ遊びにいらしてください。

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出典 洗浄と殺菌のはなし 隈下祐一 加藤信一

   シャボン玉石けんHP

           本宮石鹸工業所 パンフレット

日本界面活性剤工業会HP 界面活性剤の主な性質と種類https://jp-surfactant.jp/surfactant/nature/index.html

 

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株式会社大成コーポレーション 追分脩司

 

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