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ラグ・カーペット・絨毯の宅配クリーニングを利用する前に確認すべきこと

高価な絨毯をクリーニングに出す前に!宅配サービスで失敗しないための完全ガイド

高価な絨毯をクリーニングに出す際には、通常のクリーニングとは異なる注意点がいくつかあります。お気に入りの絨毯を傷つけることなく、美しい状態を保つために適度なメンテナンスが不可欠です。この記事では、宅配クリーニングを利用する際に失敗しないためのポイントを解説します。


1. 業者選びの基本:信頼できるプロフェッショナルを探す

高価な絨毯を預ける際には、業者選びが命です。以下のポイントをチェックしましょう.

実績と専門性を確認する
絨毯クリーニングの専門業者であることを確認してください。特に必要な国家資格や高級な素材(シルク、ウール、ペルシャ絨毯など)の取り扱い実績があるかどうかを確認することが重要です。

口コミや評判を調べる
ネット上の口コミやレビューをチェックし、他の利用者が満足しているかを確認しましょう。

公式ウェブサイトの情報を確認する
サービス内容、経験、何ならできるか?保証制度が明確に記載されているかを確認しましょう。


2. 素材別のケア方法を理解する

高価な絨毯は素材ごとに適切なケアが異なります。業者が素材に応じたケア方法を提供しているか確認しましょう。

シルク製絨毯
繊細な素材のため、水洗いや高温処理が適していません。一般的にはドライクリーニングが推奨されます。しかし「ドライクリーニング」とはベンジン等の石油系溶剤で洗う事を指すのですが、この洗い方では普段家で使っているときの皮脂汚れや、食べこぼしなどの水溶性の汚れが全く落ちません。そしてシルクは水洗いでは染料が色泣き(ニジミ)しやすい性質があるため、しっかり洗える経験のある業者さん(クリーニング師と染色補正技能士等が在籍している業者等)を探しましょう。

ウール製絨毯
ウールの特性を生かすために、適度な湿度を保ちながら洗浄する必要があります。ウールに最も良くないアプローチは「スチーム」です。ウールはスチームをあてられるとウールのフエルト化という現象がおきます。簡単にいうと、ウールはスチームによって縮んでしまいます。絨毯で強めにスチームを当てるとその部分が凹んでしまい、二度と戻らなくなります


3. 宅配クリーニングにおける保険

絨毯を宅配クリーニングに出す時には保険の有無も確認しましょう。主に確認すべき

絨毯を発送するときにかけられる運送保険
以前運送会社さんで輸送中に車両火災となり絨毯が焼失してしまった事があります。
宅配クリーニングでは、輸送中の紛失や破損のリスクがあります。配送時に保険が適用されるか確認しましょう。発送前に保険に加入したい旨を集荷のドライバーさんに確認して、必要があれば保険をかけて出荷しましょう。佐川急便の運送保険では、保証料は1万円につき10円です。10万円なら100円を保険料として支払う事になります。

クリーニング業者が加入しているクリーニング事故賠償責任保険
クリーニング業者または取次店はクリーニング事故賠償責任保険に加入する事ができます。この保険は事故賠償基準という一定のルールに基づいて補償されます。大成コーポレーションもこの保険に入っています。


3.受け取り後の確認も忘れずに!

クリーニング後、絨毯を受け取ったら必ず確認しましょう。

仕上がりの状態の確認
事前に打ち合わせ通りに仕上がっているか、汚れの取れ具合、しみぬきの取れ具合など、クリーニング品を受け取ってからの苦情の申し出は1年以内です。

クリーニング後のビニール包装は「必ず外す」
クリーニングが終わると多くのクリーニング屋さんはビニールで包装しています。お客様に納品するまでの道中やご自宅に帰るまでの間で汚れや雨を避ける為です。しまう場所までもってきたら速やかにbニールは外しましょう。ビニールに入れたままにするとカビの原因となります。

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