絨毯を長持ちさせるために見落としてはいけない「エッジ」の傷み

エッジとは四角い絨毯の房と90度違う辺の部分です。色々な呼び方があり、「シラーゼ」「フチ」「耳」と呼ぶ人もいます。ここでは当社の呼び方「エッジ」と呼ぶことにします。エッジは絨毯の最端部分で、たいていは絨毯のデザインに合わせた素材糸で縦糸にからげてあります。こうすることで絨毯をホツレから守っています。

左が修理後 右が修理前 放置しているとボロボロになる

この部分は傷みやすい箇所です。普段使っているなかで、足や掃除機が当たったりするのだと思います。ここが傷んでくると、絨毯の骨格ともいえる縦糸や横糸にも損傷が広がってしまいます。

そのまま放置したらどうなる?

すり減って露出してしまったエッジ部分の縦色や横糸を切ってしまったりすると、服と同じようにホツレはどんどん全体へ広がっていきます。多少のホツレなら切った直後はきれいな見た目になるかもしれませんが、そのまま放置していると損傷が広がるため、早めの修理が必要なのです。

修理の方法とかかる金額は?

広がっていくホツレに対しては、その分のサイズダウンで対応します。ただし、サイズダウンさせることなく、ホツレて無くなってしまったパイルの織り直しができることもありますので、依頼する業者に確認してみるのをお勧めします。

エッジ部分の修理は、絨毯のコンディションに合わせた一番良い方法を選ぶのが大切です。大成コーポレーションでは、エッジ修理は税別20,000円/m~になります。パイル修理は損傷の程度にもよるので現物を確認してお見積りしていますが、たいていは1か所5,000円〜です。

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