失敗しない絨毯のたたみ方

絨毯やラグには、“正しいたたみ方”があることをご存じでしょうか。そもそも絨毯では、たたむことは推奨されません。まずはどんな時に・何のためにたたむ必要が出てくるかを考えてみましょう。

絨毯をたたむシーンとその際のリスクとは?

絨毯をたたむ機会は、大きく2つが挙げられます。それは以下のシーンではないでしょうか?

 

①一時的に運びやすくするため

②収納時にしまいやすくするため

 

そんな中で、絶対のNGはたたんだままにしておくこと。折り目に力がかかった状態になるので、長期間放置すると、そこから破れたり変形してシワがついたりします。

たたむタイミングは輸送の直前

クリーニング業者などに絨毯を送る際は、当日にたたむようにしましょう。折り目の部分に負担をかけないためです。

たたんではいけないケース

どんなラグや絨毯でも、たたむということは、その折り目にあたる部分に力が加わって負担をかけることになります。たたむことで劣化が進むケースがあり、注意が必要です。

 

①経年劣化している絨毯や腐食やカビが生えている絨毯

長い間使ってきた絨毯は、繊維自体が劣化しています。そのため、折り目に力が加わることで破れる危険性があります。また、カビが生えている場合や腐食している場合、折り目が破れることがあります。

 

②とても硬い絨毯

折りたたむ時に硬さを感じる絨毯は、折り目に力が加わって傷みます。また、広げた際にシワや変形が残る場合があります。折りたたむ時に折り目から「ミシミシ」という音が聞こえたら、内部で縦糸や横糸が傷んでいる証拠なので、たたむのをやめましょう。産地でいうとタブリーズなどのトルコ結びで作られた絨毯です。

長期収納時もたたむのはNG

ラグや絨毯を長期収納する際にたたむと、負荷がずっとかかることになるためおススメできません。期間が長いほど折り目部分に負荷がかかり、最悪、破れることもあります。長期間、保管する時などはたたまず巻き取り、立てかけずに棚の上などに置きましょう。床に置くと湿気を吸い込みカビや臭いの原因になります。そうした場所が用意できないのなら、絨毯メンテナンス専門業者がやっている、クリーニング後の保管サービスをおススメします。その際は、空調管理された場所で保管してくれる業者を選びましょう。

 

ちなみに、保管前には絨毯をクリーニングするのを推奨します。汚れが付いたままの収納だと変色やシミの原因となり、さらにウールの場合は、虫食いが進行してしまうことがあるからです。

写真で見るたたみかた

たたむ絨毯を広げた状態
裏返す
三つ折りにする①
三つ折りにする②
もう一度全体を裏返す
さらに三つ折りにする

たたみ方はブログを読むよりも動画でみてもらう方がわかりやすいので当社のYouTubeチャンネルを参考にしてみていただければと思います。

https://youtu.be/sET2fDE2BKs

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株式会社大成コーポレーション  追分脩司

 

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